セルフチェック

セルフチェックとは

サイトチェックの前に、実装したコーダー自身が不備や漏れを確認する工程です。
サイトチェック者の負担や修正の手戻りを減らし、品質を安定させるための「品質担保の第一段階」となります。

第三者によるサイトチェックはあくまで最終確認です。
セルフチェックの段階で、修正可能な不備は必ず解消しておきましょう。
原則として、サイトチェックシートの内容を全てクリアできている状態で提出をしてください。

チェックすべき項目の例

  • 指示のあった全ページが完成しているか
    • 対象ページ一覧を見直し、制作対象のページに漏れがないかを確認する。

    • 対象ページのデザイナーの実装後チェックが済んでいるを確認する。

    • ページ名やURLの指定がある場合は、一致しているかも確認する。

  • 全ページがサイトチェックツールでエラーなしになっているか
    • 指定のツールを使用し、エラーや警告が出ていないか確認する。
      エラーが出ている場合は、内容を確認して修正、またはディレクターに相談する。

    • ディレクター判断によりエラーのまま納品する場合には、サイトチェック者に引き継ぎを行う。

  • カンプ通りに実装されているか
    • 余白、フォントサイズ、色、行間、配置などデザインの再現度を確認する。
    • hoverやレスポンシブ時の挙動などに指示がある場合には、指示通りの内容が再現できているかを確認する。 
  • 原稿が来ているページの反映は済んでいるか
    •  指示された原稿の流し込みが済んでいるかを確認する。
    • 余分な改行や半角スペースなどが入っていないかを確認する。
    • 表記揺れを見つけた場合は、ディレクターに相談の上、適切に修正する。
  • リンク・イベント設定などが正しくできているか
    • 内部・外部リンクのURLが正しいか、外部リンクの場合は「別ウィンドウで開く」のチェックが入っていることを確認する。

    • リンク未設定のまま納品する箇所がある場合は、ディレクターやサイトチェック者に引き継ぎを行う。

  • 編集画面で触れなくなっているパーツはないか
    •  作成した全ページの編集画面を確認し、パーツやパレットが触れるかを確認する。
  •  CSSがルール通りに記載されているか
    • 記述場所、コメントの書き方、命名規則、必要のないimportantを多用していないか、ベースデザイン設定紐付けのルールなど各種ルールが守られているかを確認する。
    • 余分な改行やネストの崩れがないかを確認する。

よくある見落としの例

 
  • 背景色をつけた行(row)の下余白が他のパーツと異なる
  • リンク先の変更指示があったが、イベント設定を変更していない

  • 画像の入れ替え時にALT設定をし忘れている

  • 編集画面で触れないパーツに対策を入れていない

    •  編集画面の対策漏れは、クレームに直結するので特に注意が必要です。
      崩れが発生しやすいケースについては、こちらのページで解説しています。

 
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